坂本竜馬が飲んだ酒とは?

 次に、日本での飲み方はどんな飲み方をしてきたのか検証してみましょう!

焼酎と日本酒では、醸造酒と蒸留酒というハッキリした区別があり、お酒本来の楽しみ方からすれば、日本酒で料理を楽しみ、その後に芋焼酎ででも酔いを味わうというのが本筋のはず!
日本酒の飲み方をこのように区別してきたのでしょうか?

 反論として、
では、日本の歴史の中で、酔いを楽しむということはなかったということになる!
なぜなら、日本酒というお酒しかなかったのだから!
あったとしても、ウイスキーが日本に入ってきてから?なのでしょうか?
ということになりかねません!どうなんでしょうか?

 泡盛という蒸留技術が伝わったのは1500年代半ばといいますから、すでにこの時代には蒸留酒が流通していたことになります。
日本酒で料理を楽しみ、その後に焼酎で酔いを味わう?というお酒本来の楽しみ方が行われていたのでしょうか?

 清酒や焼酎が混在していたとはいえ、蒸留酒はごくごく一部の人にしか行き渡らないほどの高級品です。
したがって、圧倒的に清酒やどぶろくという醸造酒が占めていたのは確かです。
どぶろくなら簡単に造る事が可能だったし、焼酎となれば極限られた人にしか飲まれなかったことも想像できます。

 さらに、1552年、ザビエルの書簡に「酒は米より造れるが、そのほかに酒なく、その量は少なくして価は高し」とあることから、清酒は、武士や公家社会という一部の階層でしか飲めなかったこともこれで想像できます。
一般的に浸透していくのは、江戸時代になってからで主流は「どぶろく」だったと考えよいと思います。
しかも、大量生産が可能になって庶民にも飲めるようになったのは、瓶詰めが始まった明治の後半になってからといえます。

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