日本酒回帰は可能！
これまで、飲み手と造り手の双方から「日本酒離れ！」をみてきました。
そこで、日本酒回帰を願いながら日本酒の味わい方の一例を挙げて、最後としましょう！
日本酒の悪酔いのひとつの原因はアルコール度数にあって、しかも食後酒の嗜み方にあるという結論でした。
食後酒を嗜むには、アルコール度数を上げるか、逆に下げるか、という選択をすればいいことになる！という結論です。
飲んでちょうどいい度数が15度前後、料理を楽しみながらの日本酒の味は、日本に生まれてよかった！と実感できる瞬間なのです！
アルコール度数をあげるには、日本酒の原酒や熟成酒になるでしょうし、下げるには好みのもので割って飲むのがいいということになりそうです。
しかし、醸造酒の日本酒の場合、原酒や熟成酒のアルコール度数の高いものはいいが、日本酒を割って飲むのには少々抵抗感があります！
という方には、おすすめの日本酒割がさまざま紹介されていますので、参考になさってください！
日本酒の酔いを楽しむ飲み方の場合、
日本酒では原酒や熟成酒のような度数の高いものか、あるいは日本酒をお好みに合わせ日本酒割、をして楽しみましょう！☆
このように、お酒に対する日本人自身の意識が変わり、より健康的な楽しみ方ができるようになると、本当の意味での日本酒回帰なのです！☆
もちろん、蔵元にもこれまでのスタイルやデザインにこびることなく、大胆に変身ができるかどうかにかかっている、ともいえるのです！
これまで見てきたように、より現実的な壁が「割高感！」だとすれば、容器をビンから脱却しなければならないのは苦しい選択のひとつでしょう！
価格帯も思い切って下げる方向を見い出したメーカーしか生き残れない！
質を落とさないで、価格を下げるという新たなテーマが浮き彫りになってきたように思われます！
日本人のお酒に対する捕らえ方や飲み方が変わっておよそ100年が過ぎ、さらにここ30年近くの間に激変してしまった現実があります。
しかし、日本酒の酔いを楽しむ飲み方から、料理を楽しむのみ方への回帰を叫ぶときであもり、日本酒回帰は可能だと思います！☆
新たな日本酒像への創造を訴え続けながら、新たなテーマに果敢に挑戦していく！
そういうところに日本酒の未来はあると信じて、日本酒を楽しみましょう！
こんな美味しい日本酒に「乾杯！」！
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